開会式に先駆けて行われた大分県高校総体の陸上競技とフェンシングの団体戦をお伝えします。

インターハイ出場を目指して熱戦が繰り広げられる県高校総体。

陸上競技は5月23日から4日間の日程で行われ各種目で高校生アスリートが躍動しました。

注目は女子100メートルの大分雄城台・藤原千櫻選手。

藤原選手は2024年、国民スポーツ大会で経験を積んだ、伸びやかな走りが特長の実力者です。

スタートから鋭い加速を見せた藤原選手は最後までリードを守り切りライバルを抑えてフィニッシュ。

走り終えたあと、目には涙があふれました。

◆藤原千櫻選手
「追い風参考だが自己ベストが出たのでうれしい」

「上級大会の北九州大会でインターハイ予選になるのでそこでも11秒7を出して優勝してインターハイに行きたい」

そして25日行われたフェンシング団体フルーレ。

女子団体ではライバル校同士の熾烈な戦いとなりました。

各高校から3人が出場し5本先取した方が勝ちとなる団体戦。

2連覇を狙う大分豊府と世界大会でも活躍する選手を擁する別府翔青が決勝の舞台に立ちました。

前半の拮抗を破り後半で果敢に攻めたのは大分豊府でした。キャプテンの藤野選手やエースの西山選手を中心に粘り強くポイントを重ね、大分豊府が連覇を果たしインターハイ出場を決めました。

◆豊府高校キャプテン藤野美咲選手
「後ろにいる後輩たちが大きな声で応援をしてくれてそれが支えになって勝つことができた。今年はインターハイに出場した だけで終わることなくベスト8を目指して頑張りたい」

高校総体は28日大分市で総合開会式が行われます。

テレビ大分
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