愛媛県は一般が使用できる電気自動車の急速充電設備の設置に対し、最大で100万円を補助する事業を始めると23日に発表しました。脱炭素社会の実現に向け、電気自動車の普及を図るためとしていて、募集を来年1月末まで先着順で受け付けています。
愛媛県によりますと、この事業は県内で一般が使えるよう新しく急速充電設備を設置する場合や、高速道路のサービスエリアや道の駅などでの充電設備の増設、入れ替えが対象です。対象者は法人、個人、地方公共団体になっています。
この事業では原則として、国の補助対象となる急速充電設備を公道に面した入り口から誰もが自由に出入りできる場所に設置し、案内板を掲げることなどが条件。購入費と設置工事費をあわせ、100万円を上限として2分の1を補助します。また公道で15キロ以内の道のりで公共用の設備がない場所では、上限を133万円としています。
県は今年度にこの予算を約600万円確保。来年1月30日まで先着順で募集します。県内ではEV車が増えてきていて、身近な場所で設備の設置を積み上げたいとしています。
この事業の目的は、脱炭素社会の実現に向け電気自動車の普及を図るため。愛媛県は2030年度までに、二酸化炭素を2013年度と比べて46%削減する目標を掲げています。
条件など詳しいことは県環境・ゼロカーボン推進課にお問い合わせ下さい。
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