愛媛県松山市の買い取り専門店の店舗内で２７日夕方、モデルガンとして客から買い取った拳銃のような物が暴発し銃弾１発が発射されました。ケガ人はいませんでした。客は「遺品整理で見つけた」と話していて、警察が本物か鑑定しています。
警察によりますと、松山市内の買い取り専門店で２７日午後５時頃、モデルガンとして買い取った物を従業員が整理中に、拳銃のような物１丁が暴発し銃弾１発が発射されました。暴発したのは自動式タイプの拳銃と見られています。
この暴発により金属製の弾が店内のパーテーションに貫通し床に落ちていたほか、薬きょうも見つかりました。店内には従業員以外に人はおらず、ケガ人はいませんでした。
この買取店は５月２１日に客からモデルガン十数点と模造刀１点を買い取っていて、拳銃のような物は混ざっていたということです。
客はダンボールに入れて店に持ち込み、従業員に「親族の遺品の整理で見つかった」と話しているとしています。
この拳銃のような物はみかけは古く、旧日本軍の物の可能性もあるとしています。警察は店が買い取った客から状況を聞くとともに、拳銃のような物が本物か鑑定しています。
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