愛媛県の松山市へ去年1年間に訪れた外国人観光客は推定で53万人あまりで、円安などを背景に過去最多になったことが27日に公表されました。

松山市は交通機関の利用者数と旅館やホテルの宿泊客数などをもとに、観光客の推定数を毎年まとめています。

松山市によりますと、松山市に去年1年間で訪れた観光客は推計で600万3900人となり、前の年と比べて44万人あまり増えました。

このうち外国人観光客は53万5300人。これまで最も多かったのはコロナ禍前の2019年の22万8100人で、去年は大幅に上回って過去最多になりました。

国や地域別では韓国が28万9300人で最も多く、次いで台湾が13万1200人、欧米が4万2200人、中国が3万2300人などとなっています。

外国人観光客が増えた要因は、市は円安の影響などでインバウンド需要が増えたことに加え、松山空港国際線の再開や増便などをあげています。

今年は大阪・関西万博が開催されているなか、松山市は9月下旬に万博会場へ全国の温泉地とともに足湯の体験コーナーなどを設置する予定。さらなる誘客につなげたいとしています。

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テレビ愛媛
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