伝統の戦国絵巻、「相馬野馬追」が閉幕しました。
福島・南相馬市で「相馬野馬追」のフィナーレを飾ったのは「野馬懸」。
御小人と呼ばれる白装束の男たちが、騎馬武者により神社の境内に追い込まれた馬を素手で捕まえようとする神事です。
1000年以上続く伝統行事としては、唯一、昔の名残をとどめているとされています。
観光客は「なかなか素晴らしいですね、楽しかったです。臨場感。馬があんなにそばに来るなんて経験したことないから」などと話しました。
「相馬野馬追」は、2024年から暑さ対策として5月開催に変更されたほか、2025年からは女性の参加条件が撤廃されました。
伝統が、変化しながら継承されます。