福岡県那珂川市の山の中で25日に見つかった男性の遺体は、16日に山菜採りのために出かけて行方不明となっていた福岡県大野城市の84歳の男性だったことがわかりました。
春日警察署によりますと25日午前11時前、那珂川市埋金の山の中で捜索中の消防団が男性が倒れているのを見つけ、その場で死亡が確認されました。
その後、警察が身元の確認を進めていたところ、歯形などから、16日に出かけたまま行方不明になっていた大野城市の無職、岡本洋吉さん(84)と判明しました。
岡本さんは16日午前中に「山菜を採りに行く」と言って大野城市の牛頸山に入ったあと帰宅せず行方がわからなくなり、警察などは岡本さんが遭難したとみて捜索を続けていました。