ロシアがウクライナへの攻勢を強めています。
25日、ウクライナ各地が大規模な攻撃を受け、子ども3人を含む12人が死亡しました。
ウクライナ非常事態庁によりますと、24日深夜から25日未明にかけて、首都キーウをはじめ港湾都市オデーサや南東部スーミなど少なくとも13の地域がロシア軍の攻撃を受けました。
ウクライナ空軍は、一連の攻撃でドローン約300機、ミサイル約70発が使用されたと発表しました。
民家80棟以上が被害を受け、子ども3人を含む12人が死亡、60人以上が負傷したということです。
ゼレンスキー大統領はSNSで「ロシアのテロ攻撃は新たな制裁を科す十分な理由となる。沈黙はプーチンを後押しするだけだ」と述べ、ロシアに対する制裁の強化や強い圧力をかけるよう求めました。
一方、ロシア国防省は25日、ウクライナへの大規模攻撃を発表し、「目的は達成された。すべての標的が破壊された」と成果を主張しました。
ロシア軍による一斉大規模攻撃は2晩連続になります。