ウクライナとロシアは24日、それぞれの捕虜307人を交換したと発表しました。
2国間で1000人規模の捕虜を交換することで合意していて、捕虜交換は25日も行われる予定です。
ウクライナの捕虜問題調整本部によりますと、今回帰還した兵士ら307人は、激戦地の東部ドネツクや北東部ハルキウなどで戦闘に参加し、ロシアの捕虜になっていました。
多くは3年前のロシアによる侵攻直後からの捕虜だということです。
ロシアとウクライナは、16日にトルコで開いた直接協議において1000人規模の捕虜交換で合意していて、第1弾となる23日にはそれぞれ390人が帰還していました。
25日も第3弾となる捕虜交換が実施される見通しです。
こうした中、ロシア軍は23日夜から24日にかけて首都キーウを含むウクライナ全土で攻撃していて、これまでに少なくとも15人がけがをしました。