愛知・新城市の新東名高速で、トンネルから逆走したトラックが走ってくる瞬間がカメラに捉えられた。また、群馬・伊勢崎市ではトラックからはみ出した積み荷が車に接触、滋賀・大津市では事故にはなりかねない、トラックによる危険な割り込みも確認されている。
新東名トンネル内でトラックが逆走
愛知・新城市で4月19日午後1時頃、新東名高速道路で危険な瞬間が撮影された。

なんとトンネルの中からトラックが逆走してきたのだ。
対面する状態で遭遇した撮影者は「相当びっくりして思わず声も出たし、どこか人ごとでまさか自分がという感じだった」と語っている。

一体なぜこのような事態となったのか。撮影者によると、遭遇した現場から約2km先にパーキングエリアがあり、出口を間違えた可能性があるという。
荷物がはみ出たまま直撃し逃走
一方、群馬・伊勢崎市で4月16日午後1時過ぎ、こちらでもトラックによる危険な瞬間がカメラに捉えられていた。

トラックで走行中だった撮影者が交差点を直進し、対向車線から向かってきたトラックとすれ違った時だった。突如「ドン!」という衝突音が鳴り響く。
撮影者は「大きな音がして何が起きたのかわからず、とにかくびっくりしました」と語る。撮影者は自身のトラックを確認すると、車体にはこすれたような黒いキズがあったという。

何があったのかというと、すれ違う際に相手のトラックが積んでいた荷物がはみ出していて、撮影者の車体に直撃していたのだった。
しかし、相手のトラックはそのまま走り去っていった。その後、ドライバーは警察に被害届を提出したという。
迫るトラック…ドライバーが死を覚悟
さらに滋賀・大津市で4月26日午前8時半頃、思わず死を覚悟するほどの恐怖の瞬間が撮影された。
当時、合流車線からトラックが入ってきたところだった。

次の瞬間、ドライバーが走行しているにも関わらず、トラックは自然に追い越し車線まで割り込んできた。
当時を振り返り撮影者は「トラックとガードレールに挟まれて、潰されることを覚悟しました」と語っている。

トラックは、撮影者がとっさにクラクションを鳴らしたことでようやく存在に気づいたのか、スピードを上げて前方へ走り去っていった。
撮影者は「トラックと乗用車の事故の場合、場合によっては相手を殺しかねない事を十分頭に入れて、ハンドルを握っていただきたい」とコメントしている。
(「イット!」 5月16日放送より)