アメリカメディアは22日、トランプ大統領が今週行ったウクライナやヨーロッパの首脳らとの電話会談で、プーチン氏は「和平を望んでいないと思う」と語ったと報じました。
ウォール・ストリート・ジャーナルは複数の関係者の話として、19日に行われた米露首脳会談直後のトランプ大統領とウクライナやヨーロッパの首脳らとの電話会談の内容を報じました。
それによりますとトランプ氏は各国首脳らに対し、「私は、ウラジーミルは和平を望んでいないと思う」と述べたということです。
また、プーチン氏は戦争に勝利していると信じているため、「戦い続けるだろう」とも語ったということです。
ただ、トランプ氏は、プーチン氏が「最終的には和平を望んでいると信じている」とも述べたと伝えています。
トランプ氏はプーチン氏との電話会談の後、和平交渉の仲介役から手を引く考えを示唆したほか、ロシアに対する追加の制裁にも消極的な姿勢を示していて、和平に否定的なプーチン氏の姿勢が影響しているものとみられます。