大分県大分市に完成した貨物用の船「RORO船」の専用ターミナルの運用が24日から始まりました。

「RORO船」の専用ターミナルは国と県が総事業費およそ202億円をかけ、大分港大在西地区に新たに整備したもので、2025年3月に完成しました。
近隣にあったこれまでの「RORO船」の発着場所と比べ、敷地面積は約2.4倍の14ヘクタールに拡張され、大型船の着岸も可能になりました。

24日から運用が始まり、午後6時30分ごろ、静岡県の清水港を出発した「RORO船」が初めて到着しました。

◆別府港湾・空港整備事務所 冨安真一郎 所長
「東九州の物流の拠点なので、地域に貢献できればと思っている」

「RORO船」ではトレーラーやトラックの荷台部分のみを運び、港で受け渡しができます。
新ターミナルの整備で輸送効率が高まり、ドライバーの働き方改革や二酸化炭素の排出削減への貢献も期待できるということです。

テレビ大分
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