天皇陛下は、埼玉県で行われた「全国植樹祭」の式典に出席されました。
「全国植樹祭」の式典は、秩父の公園で25日午後2時から行われ、登山が趣味の陛下は秩父地方の山々を登り美しい自然に魅了された思い出を交えおことばを述べられました。
「森林を大切にし、木の循環利用を進めながら健全な森林を育み、未来へと引き継いでいくことは、私たちの果たすべき使命であると考えます」
式典では、緑化活動に取り組む子どもたちから小泉農林水産大臣などに苗木の贈呈が行われ、陛下は拍手を送られました。
続いて、記念の植樹が行われ、陛下は鍬を手に、花粉の少ない「スギ」などの苗木の根元に土をかけられました。
また、「ヒノキ」や地域で親しまれる「アカシデ」の種を丁寧に播き、立ち会った小学生に声をかけられました。
今回の植樹祭には、皇后さまは体調が整わず出席を見送られ、陛下は即位後初めての単身での地方定例公務を終えられました。
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