京都・舞鶴市を訪れている石破首相は海上自衛隊の護衛艦を視察した上で、自衛官の処遇改善に取り組む姿勢を強調しました。
海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」を視察した石破首相は、大規模な災害が起きた時にヘリで救助された患者を搬送する手順などを確認しました。
その後、艦内で約200人の隊員を前に訓示を行い、処遇改善に向けた取り組みを進める考えを強調しました。
石破首相:
防衛力の最大の基盤は、いうまでもなく自衛官諸官であります。自衛官が国民から尊敬をされ、誇りと名誉を持って任務に専念できる。この体制を整備することは、国家として、政府として当然の責任であります。
また処遇改善について、20代の若手の隊員らと車座で意見を交わしました。
隊員からは、新しい手当を歓迎する声とともに、さらなる手当の拡充検討を求める意見が寄せられました。