自民党氷見市支部で、元党員の党費が肩代わりされ支払われていた問題について氷見市支部は、党費は、前の支部長が私費で立て替えていたと説明しました。

この問題は、自民党氷見市支部で去年党員をやめた複数の元党員が、党費を納めていないにも関わらず、党員に登録されていたものです。

氷見市支部の嶋田茂支部長は24日、定期総会で陳謝したうえで、不適切な党費の支払いがあったのは、引退した市議や、退任した世話人などが党費の回収を担当していた分で、前の支部長が私費で立て替えていたものだと説明しました。

立て替えた分は、党員100人前後にのぼり、去年の年明けに回収することにしていましたが、能登半島地震の発生で、断念したということです。

氷見市支部では、2022年以前の党費について、少なくとも2015年から当時の事務担当者が支部の活動費を党費に充てていた可能性があるとみていて、今後調査を進めることにしています。

富山テレビ
富山テレビ

富山の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。