間もなく迎えるサクランボの収穫期を前に、天童市で盗難被害の防止策を話し合う会議が開かれた。
23日に開かれたこの会議は、天童市や警察・JAなどの関係者が集まり、サクランボの本格的な収穫期を前に毎年開催しているもの。
会議では盗難を防ぐ対策が話し合われ、園地の周辺に盗難を警戒していることを示すのぼり旗を設置することや、警察や生産者などが協力して園地のパトロールを行うこと、可能な場合は防犯カメラを設置することなどを確認した。
(天童警察署生活安全課・渡部悌彦課長)
「生産者の方は朝から晩まで丹精込めて作っている。犯罪を未然に防げるように警戒にあたりたい」
警察によると、昨シーズン、天童市内でサクランボの盗難被害は発生していないが、県内では過去5年間でみると毎年発生していて、被害額は約290万円に上る。