東根市で小学生と地域の人たちによる田植えが行われた。
育った稲は収穫のあと、市のシンボル・大ケヤキに飾る「横綱」づくりに使われる。
この田植えは東根小学校5年生の親子を中心に、教員や地域の人も参加して行われたもの。
東根小学校では、毎年、国の特別天然記念物である「大ケヤキ」に、地域の人たちと作り上げた巨大なしめ縄「横綱」を飾っている。
田植えは来年の「横綱」づくりに向けた最初の作業となるもので、担当した5年生の児童たちは、素足で入った田んぼの感触にとまどいながらも丁寧に苗を植え付けていた。
(児童は)
「初めての体験。面白かったし楽しかった。植えるときに転びそうになってバランスを取るのが難しかった」
(児童は)
「上手におコメが植えられた。おいしいおコメができるようにしたい」
植えた苗は9月に刈り取られ、稲わらは来年1月から2月にかけて行う「横綱」づくりに使われる。