20世紀半ば旧ソ連の占領下に置かれたリトアニア人の苦難の歴史などを紹介する企画展が敦賀市の人道の港敦賀ムゼウムで開かれています。
企画展では第二次世界大戦以降、旧ソ連政府に占領されシベリアに強制的に移送されたリトアニアの人たちの苦難の歴史などを紹介しています。戦後80年の今年、「戦争」は苦しみの根源だと改めて気付いてもらおうとリトアニア国立博物館の協力で開かれました。会場には極寒の地の耐え難い生活や過酷な労働を伝える当時の写真や実際の衣服、履物など約80点が展示されています。また、敦賀とリトアニアの子どもたちで書き上げた絵画「大きな友情の架け橋」も展示されています。企画展は6月15日まで開かれています。