7年前に発生した台風24号で浸水被害があった宮崎市で、雨水ポンプ場の完成を祝う式典が行われました。
宮崎市高岡町の川原雨水ポンプ場で行われた完成式典では、清山知憲市長など31人が出席しテープカットなどでポンプ場の完成を祝いました。
ポンプ場は、2018年9月の台風24号で高岡町五町の57戸が被害にあう浸水が起こったことから新たに設けられました。
(五区自治公民館 渡部有加自治会長)
「子供の頃から何度も台風の度に、今回は(被害がないか)大丈夫か、浸水はないかと心配しながら暮らしていた。このような立派な施設を造っていただいたことで今後はその心配がなくなるのかなと大変うれしく思っている」
ポンプ場の総事業費は約21億円です。5台あるポンプが同時に稼働した場合、25mプールが2分程度で空になるほどの排水力があるとということです。