暑さも本格的になりますが、愛媛特産の様々な夏の味覚も続々と登場しています。
内木敦也キャスター:
「ご覧ください。ほんのり赤く染まったきれいな梅の実がたくさんなっています。」
柔らかい果肉と高い糖度が人気で、100年以上の歴史を持つ砥部町特産の七折小梅。23日から収穫作業がはじまりました。この「七折小梅」、去年はこれまでにないピンチを迎えていました。
ななおれ梅組合・竹内勝代表理事:
「(例年は)手のひらに1回こさげると5、6個入るんですけど、少ないと1個1個になるんですよ。私は経験したことのない不作なんです。おそらく50年の間でこういう年はなかったと思う。」
少雨や暖冬など悪い条件が重なったことで、収穫量は5トンと例年の1割程度まで落ち込み大打撃を受けたのです。
23日に収穫にあたっているのは、2023年砥部に移住し、七折小梅を作り始めた中山俊宏さん。不作でほぼ収穫もできず悔しいスタートとなりましたが、今年の出来ははどうだったんでしょうか。
中山俊宏さん:
「かなり量がなっとるんですごく取りがいもあるし、いい状態じゃないかなと思います。」
キズが少なくきれいな実がなっていて、良い品質に仕上がり一安心です。
ななおれ梅組合・竹内勝代表理事:
「(今年は)早急に収穫が終わったら梅干しづくり、シロップづくりに励まないかんなと思っております。」
ななおれ梅組合によりますと、2025年の収穫量は例年並みの45トンの見込みで、収穫は6月上旬まで続き県内を中心に出荷されます。
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