副業やリモートワークなど働き方の多様化が進む中、前向きな意識を持つ「働き直し」をテーマにした講演会が岩手県盛岡市で開かれました。

このセミナーは広告会社の東北博報堂が毎年開催していて、今回は県内の企業の総務や人事担当者など約70人が参加しました。

22日は博報堂生活総合研究所の研究員などが過去32年間の調査結果を示しながら仕事への意識について講演しました。

ここ数年、給料よりも休みを重視する人の割合が上回っているということで、仕事への考え方が変化していることが紹介されました。

また、会場で行った調査で「仕事が好き」と回答した人は半数に満たない結果となり、働くことに新たな手応えや価値を生むことが必要だと強調していました。

博報堂生活総合研究所 松井博代上席研究員
「コロナ禍以降 会社の仕組みや制度やサービスがずいぶん変わってきていると思うし、働くことをもっともっとポジティブに楽しんでいただきたい」

研究所では働くことを新しい視点で前向きに捉える動きを「働き直し」と名付けていて、参加した人たちは興味深そうに聞き入っていました。

岩手めんこいテレビ
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