「ぼたんしゃくやく祭り」が開かれている岩手県一関市にある花のテーマパーク・花と泉の公園にある「しゃくやく園」には、約40種類3000株のシャクヤクが植えられていて、早咲きの花が見頃を迎えています。
花びらが幾重にも重なり高貴な美しさを漂わせるシャクヤクですが、その中から2種類を紹介します。
「レッドモナーク」という品種は、情熱的なワインレッドの花びらと中心の黄色のコントラストが気品高い豪華な雰囲気をまとっています。
もう一つ、甘く濃厚な香りを放っているのが、大人気の「レッドチャーム」です。光沢感のある深みのある赤が特徴で、花びらが中心部にぎっしりと詰まっています。
2025年は3月と4月の気温が低めだったため、2024年より1週間ほど遅れての開花となりました。
色鮮やかなシャクヤクが初夏の訪れを告げるように優しく揺れています。
22日はあいにくの天気となりましたが、県内外から訪れた人たちが雨に濡れたシャクヤクに見入っていました。
一関市内から来園
「こんなにシャクヤクが多いと知らなくて、ボタンは何度か来ているけど久しぶりに来てみて良かった」
宮城県から来園
「どれくらい咲いているかなと思って来てみたが、いろいろな色の早咲きの花が咲いていて、すごくインパクトもあるしきれい」
ぼたんしゃくやく祭りは5月25日までで、開園時間は午前9時から午後5時までとなっています。