SNSで知り合った未成年の少女に裸の画像を送らせたとして、児童ポルノ禁止法違反の罪で罰金50万円の略式命令を受けた鹿児島高専の教授について、学校は懲戒解雇としたことを明らかにしました。
4月30日付で懲戒解雇の処分を受けたのは、鹿児島高専の50代の教授です。
起訴状などによりますと、この教授は2024年3月、SNSを通じて知り合った静岡県の未成年の少女に裸の画像を撮影させ、自身に送らせたとして、児童ポルノ禁止法違反の罪に問われていました。
静岡県の沼津区検は2025年3月に教授を略式起訴し、沼津簡裁が罰金50万円の略式命令を出していました。
教授は2024年6月にも同じ少女に対し、裸の画像を送らせていたとして逮捕されていましたが、沼津区検はこの容疑について不起訴処分としています。
鹿児島高専の上田悦子校長は「厳粛に受け止め、今後このようなことが起こらないよう再発防止に取り組み、信頼の回復に努める」とコメントしています。