熊本地検は、酒気帯び運転の疑いがあるとして書類送検された熊本県警の女性の元巡査長を、5月20日付で不起訴処分としました。
不起訴処分となったのは、熊本県警・地域係に所属していた30代の女性の元巡査長です。
この元巡査長はことし2月、車で出勤後の検査で呼気からアルコールを検知。このとき、基準値は下回っていたものの、県警は酒気帯び運転の疑いがあるとして4月28日付で書類送検していました。
熊本地検は元巡査長を5月20日付で不起訴処分とし、理由については「諸事情を考慮した」としています。元巡査長は、書類送検された4月28日に依願退職しています。