長野・須坂市で3人が死傷した鉄道事故で、当時発生した突風は「ダウンバースト」または「ガストフロント」の可能性が高いことがわかりました。
21日、須坂市を走行中の長野電鉄の列車に金属製のパイプの小屋が衝突し、男性1人が死亡し、2人が頭に軽いけがをしました。
けがをした男性の1人がFNNの取材に応じ、事故当時の緊迫した状況を語りました。
けがをした男性(65):
ガラスがバーンと一面に散っていた。(隣の人が)あお向けになって倒れていて、血が流れていた、シートに。2度と同じことが起きてほしくない。
気象台は、事故当時発生した突風は積乱雲から強い風が吹き下ろす「ダウンバースト」、または積乱雲からの下降気流の先端と周囲の暖気の間でできる前線「ガストフロント」の可能性が高いと発表しました。