大分県の宇佐市は22日、公用車1台を車検切れの状態で使っていたと発表しました。職員5人が運転し、あわせて244キロ走行していたということです。

車検が切れていたのは、院内支所の地域振興課が管理しているステーションワゴンです。

院内支所によりますと、職員が21日に今年度車検の対象となる公用車を調べていたところ、1台が車検切れとなっていることに気がつきました。この公用車は4月27日から25日間車検切れとなっていたということです。

この間に、職員5人が支所と本庁舎との間の移動などであわせて13回運転し、244km走行していました。また交通安全の広報啓発活動で市内を巡回する際にも、車検切れで走行していたということです。事故や違反はありませんでした。

院内支所では、2024年11月にも今年度車検が必要となる公用車について調べていましたが、登録が漏れていたということです。

再発防止として宇佐市は、車検の有効期間の満了日1か月前に、各部署に通知をするほか、運転者には運転日誌で「車検日」を常時確認させるなどの対策に努めるとしています。

テレビ大分
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