集められた学校給食費からおよそ190万円を盗み生活費などにあてたとして大分県の姫島村教育委員会の40代の女性職員が懲戒免職になりました。
22日付けで懲戒免職の処分を受けたのは姫島村教育委員会学校教育課の40代の女性職員です。
村教委によりますと女性職員は2022年9月から2024年11月までの間、村の小中学校から集められた給食費およそ190万円を複数回にわたって盗み生活費やパチンコなどの遊興費に充てたということです。
4月末ごろ、食材の納入業者への支払いが滞ったことで事案が発覚しました。
女性職員は1人で学校給食費の経理などを担当していたということです。
被害額はすでに全て弁済されていて村教委は刑事告訴などは行わない方針です。
また、姫島村が誕生した1889年以来、懲戒免職の処分が下されたのは村政史上初だということです。