戦後80年。
広島の原爆死没者名簿を納める「石室」が初めて報道公開されました。
広島市の平和公園では22日午前、慰霊碑に納められている原爆死没者名簿の「風通し」が行われ、市の職員が保存状態を確認しました。
広島市原爆被害対策部調査課・上本慎治課長:
原爆死没者の慰霊と世界恒久平和を願う思いを広く共有してほしい。
被ばく80年の2025年、広島市は名簿が収められている「石室」の内部を初めて報道公開しました。
内部には奉安箱が28個並び、桐の箱に名簿が4冊ずつ入れられ大切に保管されています。