選挙の大切さを学んでもらおうと、宮城県多賀城市の小学校で議論や投票を体験する出前授業が行われました。
この授業は多賀城市選挙管理委員会が、主権者教育に取り組む弘前大学と協力して開いたものです。5月22日は6年生の児童42人が参加しました。
授業で題材となったのは、架空の村を舞台にしたアニメーションで、2人の村長候補が登場します。
「この2人はデイトさん(村長候補)がいいと言っていて、この3人はどちらでもいいと言っている」
児童同士で、どちらの候補がいいか議論を重ねます。投票には実際の選挙に使われる投票箱が使われ、開票の様子もみんなで確認しました。
児童
「みんなで投票した人が、本当に思ってやってくれるかどうかを、ちゃんと考えて投票したことが、一番この授業で大切にしたところ」
多賀城市は今後も出前授業を続けたいとしています。