桜島では22日午後5時までに5回の爆発が観測されるなど、活発な活動が続いています。

徳永健一記者
「まもなく桜島上空です。依然として活発な火山活動が続く桜島を見に行きます」

22日午後1時半ごろ、安全が確保できる距離と方角を守った上で、高度2000メートルあまりから撮影した桜島の映像です。火口からは灰色の噴煙や青白く見える噴煙が吹き出していました。

活発な活動が続く桜島では、21日から22日午後5時までに10回の爆発が観測されています。

上空から取材をしていた午後2時すぎには南岳山頂火口で新たな噴火がはじまり、灰色の噴煙が勢いよく上がっていく様子が確認できました。

徳永健一記者
「たった今、爆発が起こりました。灰色の勢いのある噴煙が真上に上がっています」

鹿児島地方気象台によりますと、20日の現地調査では1日あたり1万1200トンの火山ガスが確認されました。5月12日に確認された量の約37倍と、非常に多い状態だったということです。

気象台では南岳山頂火口、および昭和火口からおおむね2キロの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。

鹿児島テレビ
鹿児島テレビ

鹿児島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。