衆議院宮崎1区の自民党の新たな支部長予定者に元衆議院議員の武井俊輔氏が選ばれました。自民党県連では、新しい支部長を選ぶ党員投票を行っていました。
自民党の宮崎県第1選挙区支部は、去年の衆院選で武井俊輔氏が落選したあと、支部長が不在となっています。
自民党県連は今年3月から4月にかけ、新たな支部長を公募。県の内外から7人が応募し、一次選考を通過した元農水省職員の中原由棟氏、県議会議員の野崎幸士氏、元衆議院議員の武井俊輔氏の上位3人による選挙が行われました。
選挙は宮崎1区の党員によって行われ、最も多い1060票を獲得した武井俊輔氏が22日、支部長予定者に選出されました。
武井氏は去年4月、秘書が運転する車が制限速度を大幅に超えて走行するなど不祥事もあり、前回の衆院選宮崎1区で落選しました。
(武井俊輔氏)
「私自身の使命は、宮崎県第一区を自由民主党に取り戻すということに尽きる。その思いで、きょうから一意専心取り組みたいと思います」
今後、自民党県連が党本部に武井氏の選任を申請し、承認されれば、武井氏は次の衆院選宮崎1区の公認候補予定者となります。
次の衆院選宮崎1区では、立憲民主党の現職・渡辺創氏と日本維新の会の横田朋大氏が立候補を予定しています。