東京都が猛暑や物価高対策として、水道基本料金を夏場の4カ月間無償化することについて、大阪市の横山英幸市長は「住民の皆さんにとっては大変経済的にもプラスになりますし、素晴らしい」と述べました。
また物価高対策として「非常に有効な手法だと思っています」と評価しました。
■水道料金の減免「比較的取り組みやすく多くの人が比較的例外なく受けられやすい」
横山市長は東京都が水道基本料金を無償化することについて、「多くの人が比較的例外なく受けられやすい物価高対策で、非常に有効な手法」と評価しました。
【大阪市 横山市長】「これは住民の皆さんにとっては大変経済的にもプラスになりますし、素晴らしいと思います。
物価高対策っていろいろ手法があるんですが、事業内容によっては、例えば事業者を決定しないといけなかったり、それに結構時間がかかったり、また事業費が割とかさ増ししたりですね、いろんな課題も考えられる中で、水道料金っていうのは比較的事業のスピード等に関しても、それはそれで大変な課題もあるんですけど、比較的取り組みやすい。
かつ、多くの人が比較的例外なく受けられやすい物価高対策なのかなと思うのでこれ非常に有効な手法だと思っています」
■物価高対策で「水道料金の減免」横山市長は検討に「含まれる」とするも…
そして大阪市としても、物価高対策を検討していることを明かした上で、「水道料金の減免を含めて検討しているのか」という質問には次のように答えました。
【大阪市 横山市長】「(水道料金の減免は)当然含まれていますし、いろんな手法を検討してしていきたいと。
もちろんお金も相当かかることなので、これ議会側の承認も要るはず。東京都でも一緒やと思いますけど。なので、しかるべき時期にしっかりそこは協議しながら、発信していきたい」