股関節や膝の人工関節の手術をサポートするロボットが佐賀市の病院に県内ではじめて導入されました。
術後の痛みの軽減や早期の機能回復などが期待できるということです。

人工関節の手術を支援するロボット「Makoシステム」を導入したのは佐賀市のJCHO佐賀中部病院です。
この支援ロボットは股関節や膝を痛めた人が人工関節に置き換えるために、骨を削ったり機器を取り付けたりする手術をサポートをしてくれるものです。
骨のどこをあと何ミリ削ればよいかなどを正確にナビゲートするため、軟部組織の損傷などが少なく術後の痛みの軽減や早期の機能回復などが期待できるということです。

【JCHO佐賀中部病院・園畑素樹病院長】
「股関節、膝関節の人工関節の適合のある方であれば特にこういう患者さんは使えないということはありませんのでより安全に手術をしたいと思われる患者さんにはおすすめだと思います」

病院によりますとこの手術支援ロボットが導入されたのは県内ではじめてで、運用が開始された4月15日から5月22日までに11人の患者に使用されているということです。

サガテレビ
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