東京・新宿区の青果店店主に「撃ち殺すぞ」など脅迫を繰り返したとして、指定暴力団・住吉会系組員が逮捕された。

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寝泊まりする事務所近くにある店のシャッター開閉音に腹を立て。暴言だけでなく従業員に暴行して逮捕されたこともあったという。

約1年続いた青果店への脅迫と暴言

「撃ち殺すぞ！」などと青果店の店主を脅した男が逮捕された。

21日午前、東京・新宿署でカメラが捉えたのは、護送車に乗り込むスキンヘッドの男。

新宿・歌舞伎町で青果店を営む店主を脅迫した疑いで逮捕された指定暴力団・住吉会系組員の中谷繁夫容疑者（67）だ。

中谷容疑者は4月、青果店の店主に対し「いかれたことすんな！撃ち殺すぞ、この野郎！」などと暴言を吐いたという。

他にも「部屋から撃つぞ！」｢お前ら許さないからな、最終通告だぞ」などと、約1年前からこうした脅迫を繰り返していた。

青果店は、中谷容疑者が寝泊まりする事務所の近くにあり、自身も買い物に訪れていた。中谷容疑者は、店のシャッターの開け閉めの際に生じる音に腹を立てていたという。

さらに、嫌がらせは暴言だけではない。

逮捕の組員「何のことだか分かりません」

店の前に居座り、段ボールやバイクを蹴ったりするなどしていたという。

また中谷容疑者は2月に、青果店の別の従業員に暴行を加えた疑いで逮捕されていた。

警視庁の調べに対し、「何のことだか、正直よく分かりません」と容疑を否認している。
（「イット！」5月21日放送より）