自民党、公明党と立憲民主党は22日、年金制度改革法案についての修正協議を開始しました。
立憲は、厚生年金の積立金を活用した基礎年金の底上げ策が削除された政府案を「あんこの入っていないあんパン」だと批判していて、22日の協議で底上げ部分を今後復活させる修正案を説明しました。
これに対し与党側は、持ち帰って検討すると伝えました。
立憲民主党・長妻元厚労相:
対立点はないと感じた。なんとかのみ込んでほしい。
また、立憲の野田代表は22日朝、底上げは厚生年金の受給者にもメリットがあると強調しました。
立憲民主党・野田代表:
厚生年金の受給者にもプラスになるわけで、誤解を解いて説明していくことが大事なので、その本質的な中身が伝わるように頑張っていきたい。
今の国会中に法案を成立させるためには、5月中に衆議院を通過させる必要があり、来週半ばまでに合意できるかが焦点となります。