43年前の長崎大水害の犠牲者を追悼するための「竹灯り」を灯す準備が行われています。
長崎市飯香浦町に竹灯りのつどい実行委員会のメンバーが集まり、ボランティアと一緒に灯籠に使うための竹を切り、運び出しました。
1982年、昭和57年7月23日の長崎大水害では299人が犠牲になりました。
実行委員会は犠牲者を慰霊するとともに、防災について考えてもらおうと、3年前から中島川沿いに灯りを灯しています。
この日切り出した竹は実行委員会のメンバーなどがデザインを施して灯籠に仕上げます。
森尾宣紀 実行委員長
「災害についても、皆さんに知ってもらうという取り組みを続けていきたい」
実行委員会は教訓を伝えていくため、水害から50年の節目までは活動を続ける考えです。