ガソリンの高騰を受けて、価格を引き下げる新たな措置が22日から始まりました。

県内のガソリンスタンドを取材すると悲痛な声も聞かれました。

資源エネルギー庁が21日に発表した県内のレギュラーガソリンの店頭小売価格は、1リットルあたり190.9円で、前の週より0.3円値上がりし、全国で3番目の高値です。

こうしたなか、政府はガソリン価格を引き下げる新たな措置を22日から始めました。

引き下げは段階的です。

今週は1リットル当たり7.4円ですが、最終的に10円下がるように調整されます。

給油客
「高いけどもうしょうがない。諦めですよね」「値上げがひどくて、何でもかんでも」

給油客
「やっぱり困る。高いし。全体的に何でも上がっているので」

こちらのガソリンスタンドでは、21日より5円安く販売しています。

山田石油 中村文彦 所長
「残りの在庫分や仕入れ分もあるので、徐々に下げてくるとは思うが、実際に(値下げの)流れがくるまでは時間がかかると思う」

補助金による値下げが完全に反映されるのは、週明け以降になるとみられています。

テレビ長崎
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