車ではねたにもかかわらず被害者を救護したり警察に通報せずに現場から走り去るひき逃げ事件が沖縄県内で相次いでいます。
月20日与那原町東浜で公園の駐車場から出てきた車が男子高校生の乗った自転車をはねました。
男子高校生はあごや膝をすりむくケガをしましたが、運転手の男は大丈夫かと声をかけただけでそのまま車で走り去ったということです。
こうした事故を起こしたにもかかわらず被害者を救護したり通報したりせず現場を離れるひき逃げが、県内では2025年に入って4月までに25件発生していて、2024年の同じ時期よりも12件増加しています。
このうち被害者が「大丈夫」と言ったことから通報せずに走り去ったケースは11件に上っています。
車で目の前を通過して転倒させるなど相手と接触しなくてもひき逃げに当たり、警察は相手が大丈夫だと言ってものちにケガが判明することもあり自分で判断せず必ず通報するよう呼びかけています。