短い咳が断続的に起こり、乳幼児が感染すると重症化するおそれがある百日ぜきの県内の患者数が44人と2週連続、過去最多となりました。
県によりますと、5月12日から18日までの1週間で県内の医療機関からの百日ぜきの患者報告数が44人にのぼり、2週連続で過去最多となりました。
県内では今年に入ってすでに449人の感染が確認されていて、過去最多を更新しています。
百日ぜきは成人が感染した場合激しい咳が出ないことがあり、重症化するリスクが高い乳幼児への感染源となるおそれがあるということです。
県は咳が長引く場合は、早めに医療機関を受診するほかマスクの着用など咳エチケットを心がけてほしいと呼び掛けています。