大分県大分市の自宅に遺体を遺棄した疑いで男が逮捕された事件について、遺体の身元が男の93歳の母親だと判明しました。
この事件は、2024年10月から12月の間に自宅の床下に遺体を遺棄した疑いで大分市大平の無職小野忠浩容疑者57歳が逮捕・送検されたものです
見つかった遺体は白骨化していて、警察が身元の特定を進めていましたが、DNA鑑定などの結果、小野容疑者の母親の小野スマ子さん93歳だと21日判明しました。
小野容疑者はスマ子さんと2人で暮らしていて、捜査関係者によりますと、スマ子さんが行方不明となっていた後も年金を受け取り続けていたということです。
警察は年金を不正に受給するために小野容疑者が遺体を遺棄した可能性もあるとみて捜査しています。