SNSを悪用した投資詐欺事件についてです。香川県内では50代と60代の男女2人が合わせて約1億4000万円をだまし取られたことが分かりました。
香川県警によりますと、県内に住む50代の男性が2025年2月、SNSで知り合った人物から株の売買をする偽の投資アプリを紹介されました。
多額の利益が出ると聞き興味を持った男性は、株の購入資金として指定された口座に合わせて約6800万円を振り込みました。その後、アプリで約1億5000万円の利益が出たと表示され、金を引き出そうとすると「サービス料」としてさらに約2700万円をだまし取られたということです。
また、県内に住む60代の女性は、同じように偽のアプリをダウンロードさせ、現金を振り込ませる手口で約4800万円をだまし取られました。
警察は、「高額の利益が出る」などと運用アプリをダウンロードするよう言われても、詐欺を疑うよう注意を呼び掛けています。