日南市の山あいにある梅園では、梅ちぎりに訪れる人たちでにぎわっています。
日南市の北郷梅林園では、3ヘクタールの敷地におよそ1200本の南高梅を自然栽培しています。
今年は天候不順の影響で、実の付きが例年の3割程度だということですが、大粒の梅が実っています。
園ではこの時期、梅ちぎりが体験でき、20日も収穫を待ちわびた人たちが次々に訪れていました。
「すごい成ってます、きれいです」
（女性・宮崎市から）
「楽しみにしていました。梅干しと梅シロップをつくる予定です」
（男性・宮崎市から）
「梅干しと梅酢みそ、焼酎漬けをします」
収穫した梅は、1キロ600円で量り売りされます。
（北郷梅林園・谷口善裕さん）
「収穫された方の笑顔が、『よかったです、鈴なりでした。一年分これからが勝負なんです』と言って持って帰られる。梅仕事の一番スタートを私たちが提供できるのがうれしい限りです」
北郷梅林園では、5月25日までは青梅、31日と6月1日は完熟梅が収穫できるということです。
「今年もいい梅が出来ました。みなさん梅ちぎりに来てください！わーい」
