岡山県内では焼失面積が最大となった3月の山林火災で消火活動などにあたった消防団の功績をたたえ、5月20日、岡山県が感謝状を贈りました。
感謝状が贈られたのは、岡山市と玉野市の2つの消防団です。2025年3月の山林火災ではのべ約2900人が出動し、最前線で消火活動にあたりました。発災直後は24時間体制で活動が行われ、近隣住民の避難誘導や見回り活動などで被害の拡大を防ぎました。
(岡山市消防団 団長 片山敬史団長)
「早期の鎮圧・鎮火に向けて(活動した)。民家がたくさんあったので民家を必死になってみんな守ってくれた結果。民家に類焼することなく収まったのが良かった」
(岡山県 伊原木隆太知事)
「実際に住民を守ったのは消防団や市町村の消防。本当に今回の役割は大きかった」
県は山林の復興を図るとともに、今後も地域と連携した防災体制の強化を進めたいとしています。