日本を代表するロックユニット、B’zの稲葉浩志さんがふるさとの津山市で開いたソロライブをきっかけに、ファンとまちの絆が強まっています。

ファンによる清掃活動が5月18日、中心部の商店街で行われました。

(ファンの呼びかけ)
「B’z愛で津山のまちをきれいに」

清掃を呼びかけたのは、「B’z津山を盛り上げる会」です。2024年のソロライブを前にファンで結成された「お掃除隊」が再び津山に集まりました。

稲葉さんも訪れたという中心部の元魚町商店街や津山銀天街などで約1時間、清掃を行い稲葉さんのふるさとに思いを寄せました。

2024年8月に2日間、開かれたソロライブ。県の内外から延べ約1万6800人が訪れ、経済波及効果は1億3800万円に上りました。今回の清掃活動は、その時に結ばれたファンとまちの絆が一過性のものでないことを示しています。

(B’zファン)
「津山はB’zファンにとって特別なところなので、ここでボランティアができるのはとても幸せなこと」
「小さなきっかけかもしれないが、津山が盛り上がったり地域の人が気持ちよくなってくれたらうれしい」

(B’z津山を盛り上げる会 出口剛三代表)
「去年8月以降、随時商店街にファンが来て(稲葉さんを象徴する)羽の前で写真を撮っている。景色が変わったよう。商店街をきれいにしてファンに気持ちよく来てもらいたい」

清掃の後、ファンの1人がアコースティックギターでB’zの楽曲を披露し、商店街に情熱的な音色が広がりました。さらに7月19日には商店街で「B’zものまねライブショー」が開かれる予定だということで、ファンとまちの絆はさらに強まりそうです。

岡山放送
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