修学旅行で長崎を訪れた中学生が、19日ペーロンを体験しました。

ペーロン体験する人はコロナ禍で一時減りましたが、最近ではピークの頃の半分近くまで増えてきています。

長崎伝統のペーロンを体験したのは、岡山県から来た修学旅行生です。

ペーロンは江戸時代に中国から伝わった夏の風物詩です。

レースはクラス対抗。仲間の応援を受けながら、太鼓と掛け声に合わせ力いっぱいに漕いでいました。

生徒 
「力がいる。声も出してのどもかれた」

「みんなと声を出して団結力を高めることができて楽しかった」

長崎市によりますと、こちらの施設ではピークとなった2002年度には2万5000人の修学旅行生が訪れ、ペーロンを体験しました。

コロナ禍で2020年度には3800人まで減りましたが、2022年度以降は1万人を超えるまで増えています。

牧島ペーロン保存愛好会 牧島健 さん

「ペーロンはきついが、それを味わってもらう。人生の中でそういうのを味わうのはいいのでは」

長崎市の鈴木市長も会場を訪れ、優勝チームに記念の櫂を手渡しました。

牧島ペーロン保存愛好会によりますと、6月いっぱいまで毎日、午前と午後の2回体験会をするということです。

テレビ長崎
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