京都府舞鶴市の海上保安学校では、これまでに殉職した卒業生を追悼する式典が開かれました。
海上保安官を育成する京都府舞鶴市の海上保安学校では、公務中に殉職した52人の卒業生を弔う追悼式が開かれました。
「黙とう」
この中には、去年1月、能登半島地震の被災地支援に向かう任務中に羽田空港の滑走路で、旅客機との衝突事故で亡くなった4人も含まれています。
【海上保安学校 松浦あずさ学校長】「ただいま、と元気で無事に帰ってくるまでが仕事だ。当校学生だった私は、教官からそう叩き込まれました。悲劇は決して繰り返してはなりません」
学生らは、海の安全を守る厳しさと命の尊さに思いをはせていました。