FNNがこの週末に実施した世論調査で、石破内閣の支持率は4月から横ばいの32.9%、「支持しない」と答えた人は61%でした。
また、消費税の減税や廃止を求める人は、7割を超えました。
調査は、以下の方法で行いました。
・期間: 2025年5月17日・18日
・電話調査(RDD 固定・携帯電話)
・全国18歳以上の1025人が回答
石破内閣を「支持する」と答えた人は4月より0.4ポイント減って32.9%、「支持しない」人は61%でした。
物価高対策として野党などが求める消費税減税の是非について聞くと、「今の税率を維持すべき」が27.1%の一方、「食料品の消費税率をゼロにすべき」が26.3%、「すべての消費税率を5%に下げるべき」が32%、「消費税は廃止すべき」が12.7%でした。
一方、現金の給付については、「低所得者に現金を給付すべき」が23%、「所得制限をつけず一律に現金を給付すべき」が30.3%、「現金を給付しなくてよい」が45.2%でした。
また、経済対策の財源として国の借金である国債を「新たに発行してもよい」は36.2%、「発行すべきでない」は57.4%でした。
夏の参議院選挙の結果、参議院全体で議席がどうなってほしいかを聞くと、「自民党と公明党が過半数を占める」が38%、「今の野党が過半数を占める」が53.7%でした。
参議院選挙の比例区で投票したい政党では、自民党の23.5%に続いて、国民民主党が11.4%でした。
立憲民主党は8.3%で、公明党(4.4%)、れいわ新選組(4.1%)、日本維新の会(3.8%)共産党(3.2%)が続きました。
次の首相に誰がふさわしいかでは、自民党の高市早苗氏が18.9%で最も多く、次いで小泉進次郎氏が15.2%で、石破首相は7.7%でした。
また、国民民主党の玉木代表は5.9%、立憲民主党の野田代表は5.5%で、河野太郎氏は4.6%でした。