今年3月の富山県内の有効求人倍率は、1.43倍と3カ月連続で上昇しました。
富山労働局によりますと、3月の雇用情勢は有効求人数が前の月より2.3%増加、求職者数が0.1%減少し、その結果有効求人倍率は1.43倍となりました。
前の月より0.03ポイント上回り、3カ月連続の上昇です。
去年の同じ月と比べ、特に求人が増えた産業は宿泊・飲食サービス業で38.2%の増加。減ったのは製造業で-16.6%、医療・福祉で-8.4%などとなっています。
富山労働局は県内の雇用情勢について「求人の動きに足踏み感があり改善の動きに弱さがみられる。物価上昇が雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある」としています。