自民党の衆院選富山1区の支部長選任問題で、富山市連の県議と市議は19日に会合を開き、田畑裕明衆議院議員を支部長に選任しないことをあらためて確認しました。
20日夜に各校下支部も集まって開かれる総務会で意見集約したい考えです。
自民党富山市連は、19日夜に常任総務会を開き、所属する県議や富山市議が衆院選富山1区の支部長選任を協議しました。
協議は非公開で行われ、出席者によりますと、党公認候補となる支部長について、今月16日の会合に続き、田畑議員を選任しない方針を再度確認したということです。
今月13日に各校下支部の代表者が集まった総務会で一部が反発、田畑議員を擁護する意見があり、富山市連は20日夜に改めて総務会を開き、合意を得たい考えです。
*自民党富山市連 中川忠昭支部長
「明日総務会があるのでその事前の打ち合わせをやった…以上です。皆さん方に(記事に)書かれると、説明していないことが『どうして我々より前に説明したんだ』となるのでそれは勘弁していただきたい」
自民党富山市連は今月25日の定期総会で決定内容を報告するとしています。
渦中の田畑議員は、19日に富山市で後援会が開いた国政報告会に姿を見せました。
不適切な党員登録について、自らの管理不行き届きだったと改めて陳謝し、今後も説明責任を果たしていくとしました。
報告会後、田畑議員は富山市連の執行部が支部長に選任しない方針としていることについて答えました。
*田畑議員
「ひとえに私の不徳の致すところでございますし、現職の国会議員として一兵卒で理解をいただけるようにこれからも努力をしていく気概でいっぱいだ」