全国的に広がりを見せている百日咳の患者数が、秋田県内で前週より11人増えました。
百日咳は主に子どもがかかる感染症で、咳が長引く点が特徴です。乳児がかかった場合は重症化して死亡する恐れがあります。
5月5日から11日までに報告された県内の百日咳の患者数は41人で、前週から11人増加しました。
保健所別では、秋田市が11人と最も多く、次いで横手・湯沢がともに10人、由利本荘が4人、大館が3人、能代・秋田中央・大仙がそれぞれ1人でした。
一方、インフルエンザの患者数は県全体で1医療機関当たり2.28人で、前週から13%減りました。
また、新型コロナウイルスの患者数も県全体で1医療機関当たり1.32人で、前週より減少しました。