京都三大祭の一つ「葵祭」が5月15日に行われ、平安装束を身にまとった優雅な行列が都大路を彩った。

1400年以上の歴史を誇る「葵祭」は、五穀豊穣と都の平和を祈る神事。

行列に参加する人だけでなく牛や馬も、「清め」の象徴である葵の葉で飾られる。

目玉となる「路頭の儀」では、約500人の行列が都大路をゆっくりと進んだ。

ことしの「斎王代」を務める山内彩さん(25)が、腰輿(およよ)と呼ばれる輿(こし)に乗り、姿を現すと訪れた人たちは一斉にカメラを向けていた。

祭りを観覧した人:やっぱ女官やね。衣装が素敵。斎王代もちゃんと見えましたから、よかったです。

行列は、上賀茂神社へと向かう道のりを、ゆっくりと練り歩いた。

(関西テレビ 2025年5月15日)